
清川村の大矢明夫村長の死去に伴う村長選は12日、告示される。立候補を予定しているのは、無所属新人で元教育長の岩澤吉美氏(62)のみ。現時点で他に出馬の動きはなく、2011年の前々回、15年の前回に続き、3回連続の無投票となる公算が大きい。投開票は17日。
岩澤氏は昨年10月、今年1月に死去した大矢村長から自身の後継候補の打診を受けていた。こうした経緯から、移住・定住の促進や観光振興による地域活性化に注力した大矢村政の継承を掲げている。また学校施設の老朽化対策や、子育て環境の充実などにも元教育長の経験を生かして注力する考え。
昨年12月1日時点の有権者数は2586人(男1341人、女1245人)。