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あす投開票、3陣営懸命アピール 期日前投票が前回比2600人増 横須賀市長選

選挙 | 神奈川新聞 | 2017年6月24日(土) 02:00

 任期満了に伴う横須賀市長選は25日の投開票に向け、3人の候補者が連日街頭やミニ集会などで必死にアピールを続けている。「実績」か「新風」か-。勝敗に影響しそうな投票率にも注目が集まる。

 無所属の新人で政党役員の林伸明氏(51)=共産推薦=は、米原子力空母の母港化撤回や医療費の18歳までの無料化、自校方式での中学校完全給食の導入などを訴え、他の2氏との差別化を図る。

 同党の畑野君枝衆院議員らも応援に駆け付け、従来の支持者に加え、無党派層への浸透を狙う。

 無所属の新人で前市議の上地克明氏(63)=自民、民進、公明推薦=は「ヨコスカ復活」を掲げて商店街などを練り歩き、幼稚園・保育園費用の段階的無償化などを訴える。

 地元選出で全国的な人気を誇る小泉進次郎衆院議員が密着するほか、自公をはじめとする地元議員らとともに組織戦を展開する。

 現職で3期目を目指す吉田雄人氏(41)は「選ばれるまち、横須賀」をテーマに自転車で市内をくまなく回り、借金の大幅な削減など2期8年の実績を強調する。

 街頭演説では親交が深い松尾崇・鎌倉市長や山梨崇仁・葉山町長のほか、千葉市や三重県四日市市の市長らも応援に立つ。

 告示日翌日の19日から開始した期日前投票の出足は順調。4日目となった22日現在の期日前投票者数は2万2093人で、2013年の前回市長選の4日目に比べて2692人増えている。

 投票率は、1985年の市長選から5回連続で30%台が続いていたが、05年は40・19%、09年は45・22%と上昇。前回13年は50・72%と、81年以来の50%台を記録した。今回は18歳以上に選挙権が拡大して初の市長選であり、同じ日には横須賀市議補選(定数2)も投開票が行われることから、投票率の行方が注目される。

★市議補選も
あす投開票
 議員の死去と辞職に伴う横須賀市議補選(定数2)は25日投開票が行われる。

 立候補しているのは届け出順に、いずれも無所属の新人で、元議員秘書の佐藤茂幸氏(51)、会社員の田中洋次郎氏(40)、団体職員の加藤裕介氏(29)、元航空自衛官の中山昭宏氏(59)。

 17日現在の有権者数は34万8470人(男17万3044人、女17万5426人)。


自転車で出発する吉田氏
自転車で出発する吉田氏

支援者と握手する上地氏
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街頭で支持を訴える林氏
街頭で支持を訴える林氏
 
 

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