23日投開票の大和市長選に立候補した元市議で新人の小田博士氏(48)、5期目を目指す現職の大木哲氏(74)、元市議で新人の古谷田力氏(54)=届け出順=の訴えを、神奈川新聞社が事前に実施したアンケートへの回答などで紹介する。
小田氏「政治の信頼を問う」
大木氏「健康都市の継続へ」
古谷田氏「多選防ぎ世代交代」
優先する主要政策を三つ挙げてもらった。
小田氏は(1)給食費の第2子以降の無償化(2)幸福実感度を高めるための市民調査(3)高齢者の外出支援。大木氏は(1)少子化対策(2)独居高齢者「おひとりさま」支援(3)安全安心な街づくり。古谷田氏は(1)災害時の要援護者対策(2)低額乗車券の創設(3)企業支援─とした。
今回の争点は何か。
小田氏は「初めて立候補した際に多選反対を掲げた現職が今回、不出馬を撤回して5選出馬した。権力に固執するもので政治の信頼が問われる」。大木氏は「(4期16年間進めてきた)健康都市を継続させるか否かだ」。古谷田氏は「世代交代。多選による市政の私物化」。