神奈川県知事選挙の投票率は40・35%(男39・96%、女40・73%)で、2019年の前回を0・07ポイント上回ったものの、過去2番目の低さとなった。同日の県議選が全選挙区の4分の1に当たる12選挙区で無投票となり、関心が高まらなかった。とりわけ、選挙区が再編された市町で急落した。
最低だった三浦市の26・47%(1・15ポイント上昇)を含むワースト7位まではいずれも県議選が無投票の市町で、うち6市町は20%台だった。なかでも県議選の区割り見直しで南足柄市と切り離された足柄上郡(5町)は、前回最高だった山北町が13・70ポイント急落するなど平均9・97ポイント低下した。足柄下郡と合区した南足柄市も11・20ポイント落ち込んだ。
最高は清川村の51・71%(3・60ポイント上昇)。政令市の横浜市は42・73%(0・82ポイント上昇)、川崎市は42・65%(1・31ポイント上昇)、相模原市は45・50%(3・24ポイント低下)だった。
一方、5人が立候補した相模原市長選挙の投票率は45・55%(男44・56%、女46・53%)で、前回を3・36ポイント下回った。緑区が46・26%、中央区が44・55%、南区が46・08%だった。
知事選の投票率40・35% 相模原市長選は45・55%
知事選と相模原市長選の投票率 [写真番号:1151556]
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知事選市区町村別投票率(選管確定) [写真番号:1151809]