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神奈川県知事選
検証・黒岩流12年(3)障害福祉「当事者目線で再生」

選挙 | 神奈川新聞 | 2023年2月25日(土) 05:40

 黒岩知事の3期目の任期満了が迫っている。未曽有の感染症に見舞われる中、県政課題にどう臨んだのか。県議会交渉会派の各団長へのアンケートとともに3期目の“黒岩流”を検証する。(この連載は大槻和久、川口肇が担当します)


県当事者目線の障害福祉推進条例の「わかりやすい版」を当事者メンバーから手渡される黒岩祐治知事(右から3人目)=2022年10月、県庁

 新型コロナウイルス対応に追われながらも、3期目の黒岩県政を特徴付けたのが「当事者目線」をキーワードにした障害福祉の取り組みだ。その到達点が2022年10月に県議会で全会一致で成立した「県当事者目線の障害福祉推進条例」。県政の基本理念である「いのち輝く」を共生施策から具現化するもので、今年4月に施行する。

 知事の黒岩祐治自ら当事者らの声に耳を傾け、現場の意向をくみ取りながら理念や施策を練り上げた肝いり施策。「条文は分かりにくい」との当事者の意見を受け、平易な言葉に置き換える「わかりやすい版」の作成も後押しした。こうした姿勢には県議会からも評価の声が上がる。

 黒岩は「条例制定はスタート。実効性を確保して当事者目線の障害福祉を当たり前にする。肝心なのはこれから」と力を込める。

果実だけでなく宿題も

【下に各会派のアンケート回答】

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