12日投開票された厚木市長選で新人4人の争いを制した山口貴裕氏(50)が13日、当選証書を受け取った。2位の井上武氏(56)に約1万1千票の大差をつけての勝利。父の巖雄氏は3期務めた前市長で、同市では初めて、県内でも珍しい親子2代での市長誕生となった。山口氏は「市民の心をわが心として、しっかりと声を聞いて行政運営したい」などと抱負を語った。
-今の気持ちは。
「3万897票の皆さんの信頼をいただき、大きな重みを感じる」
-大差の勝因は。
「『厚木愛炸裂(さくれつ)』を訴えた。若い人からもこのフレーズを聞けたので、市民に響いたと思う」
-市民の期待をどう受け止めるか。