
任期満了に伴う大井町長選は11日投開票され、現職の小田真一氏(69)が新人で元町議の鈴木武夫氏(70)を破り、再選を決めた。一夜明けて12日に当選証書を受け取った小田氏は、神奈川新聞社の取材に町立小中学校の給食費について「財政上の無駄や財源を見直し、将来的な無償化を目指す」との意向を示した。生活困窮者の就学援助についても来年4月から対象を拡大するなど、子育て支援策のさらなる拡充を目指すとした。
─当選から一夜明けて。
「続投という形だが心を新たにして臨みたい。多くの課題もあり、責任を持った町長でありたい」
「(選挙カーを見ると)いろいろな人が応援してくれ、選挙戦後半からは特に手応えを感じていた。後援会も4年前より人が多く集まり活発に動いてくれた」
─1期4年間の実績が評価された。
大井町長選 再選の小田氏、小中給食費無償化へ 一問一答
11日に投開票された大井町長選で再選を決めた小田氏(中央)=同町内 [写真番号:1128545]
大井町長選で再選を決め、当選証書を受け取る小田氏(右)=大井町役場 [写真番号:1128546]