二宮町長選課題
二宮町変化の兆し「まるでミニバブル」 転入超過続くも…
選挙 | 神奈川新聞 | 2022年11月11日(金) 06:30
二宮町長選と町議選は15日に告示され、20日に投開票される。町の課題を追った。

「まるでミニバブルのよう」。二宮町など西湘エリアの不動産賃貸、土地売買を手掛ける太平洋不動産(同町二宮)店長の宮戸淳さん(44)はそう表現した。
新型コロナウイルス感染症が拡大した2020年度以降、同町では転入者が転出者を上回る「転入超過」が続いており、22年度は9月時点で37人増と増加傾向を維持している。
一方、人口はこの10年間で約2千人減少し、21年は2万7381人。15歳未満は10%強、高齢化率が35%を超えた。急速に少子高齢化が進行している状況に変わりはない。
そんな町に新たなムーブメントが起きている。