任期満了に伴う大磯町長選(11月22日告示、同27日投開票)の立候補予定者6人による公開討論会が29日、旧吉田茂邸(同町西小磯)で行われた。同町長選を巡ってはいずれも新人の立候補予定者が乱立しており、教育・福祉、人口減少、地域活性化といった町の未来を左右するテーマについて、元宰相が住んだ政治にゆかりのある地で議論を展開した。
討論会は平塚青年会議所の主催。既に出馬表明している前町議の石川則男氏(70)、東海大学非常勤講師の尾白佳隆氏(70)、前町議の玉虫志保実氏(63)、県議の池田東一郎氏(61)、元会社員の磯山秀夫氏(75)に加え、新たに立候補の意向を固めた衆院議員政策秘書、野中幸市氏(59)の6氏が出席し、さまざまな質問に答えた。
議論に上がったのは、老朽化に伴う町役場庁舎の建て替え計画。6人のうち…
新人6人が乱立 役場建て替え、教育、福祉…討論会も白熱
それぞれが掲げる政策を語った立候補予定者6氏による大磯町長選公開討論会=大磯町西小磯の旧吉田茂邸 [写真番号:1120470]