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大和市長選まで半年
パワハラ「深い闇」 被害アンケ、証言あるのに…調査限界

選挙 | 神奈川新聞 | 2022年10月16日(日) 05:00

 来年4月に予定される任期満了に伴う大和市長選まで半年を迎えたが、現時点で出馬表明者はいない。職員へのパワーハラスメント問題を抱える4期目の現職大木哲市長(74)は、出処進退を明らかにしていない。真相究明が進展しない中で、パワハラ問題を争点に立つ新人の立候補予定者も現れず、市政関係者の間に危機感が強まっている。


大和市議会の調査特別委員会による市長、金子氏らを呼んだ参考人招致=3月7日

 来年4月の大和市長選で主要な争点に想定されているのが、市役所内に蔓延(まんえん)するとされるパワーハラスメント体質だ。市議会が推認した行為者は大木哲市長(74)と井上昇副市長(72)の2トップだが、両氏は認めておらず、職員の動揺が続いている。

 市議会の調査特別委員会が今年6月に公表した中間報告によると、管理職を対象にした無記名アンケートで「理不尽な理由で叱責(しっせき)された」「降格を示唆する恫喝(どうかつ)を受けた」などの記述が散見され、見聞きを含めて6割が被害を訴えた結果に、関係者の間に衝撃が走った。

実名証言者は― 「よく聞く話だ」

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