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小選挙区当選と比例復活、待遇に差はあるの?

選挙 | 神奈川新聞 | 2021年11月12日(金) 05:00

 小選挙区比例代表並立制は1996年、中選挙区制から変わって導入されました。今回は小選挙区で289人、全国を11ブロックに分ける比例代表で計176人が選ばれました。

 比例代表では政党が獲得した票数に応じて議席が分配されます。各政党は候補者に順位を付けた名簿を作っており、上位から当選していきます。名簿には小選挙区の立候補者も重複して載せられます。小選挙区で負けても議員になれるのはこのためです。

 90年代、自民党の選挙制度部会長などとして、現在の選挙制度づくりの中心を担った石井一さん(87)に取材しました。自身も2003年11月の衆院選で、兵庫1区に旧民主党から立候補しましたが、自民候補に敗れ比例復活しました。

 小選挙区当選と比例復活では、「給与も秘書の数も部屋の大きさも新幹線の切符も、何も変わらない」と石井さん。「党内の役職を決める時とかに『小選挙区で通過した議員を優先しなあかんな』という配慮が意識の中に芽生える程度」と述べます。

 選挙区の当選者を1人にすることで政権交代が起こりやすくなる一方、死票になった民意を比例代表で補完する現在の選挙制度については「政党の妥協と政治家の制度に対する無理解が重なり、相いれない2制度を混在させ、いびつな制度になってしまった。俺は戦犯や」と悔やみます。

 自身が比例復活した03年時の役職は党副代表。「俺ぐらいの立場だと、どんな形で通ろうが関係ない」と豪快に笑う一方、「この時は自分でつくった制度だけに、じくじたる思いやったわ」と振り返りました。

(神戸新聞社)

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