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衆院選2021
Z世代の衆院選 大学野球部のマサシ 派閥より国民に向いて

選挙 | 神奈川新聞 | 2021年10月29日(金) 05:20

 衆院が14日解散し、衆院選は19日公示、31日に投開票を迎える。コロナ禍で社会が大きく変わる中、使い慣れたSNS(会員制交流サイト)で拡散と共鳴を繰り返すデジタルネーティブの「Z世代」は政治に何を思うのか。衆院選を通じ、7人のZ世代を追う。


 この前、不在者投票を申請しました。実家のある愛知県の自治体に申請書を郵送したので、あとは届いた投票用紙を持って投票に行くだけ。けっこう簡単なんですね。

 横浜市に住む大学4年、マサシ(22)はつい先日まで野球部の主力選手だった。18日にチームはリーグ戦で優勝を逃し、現役を引退したばかり。来春から菓子製造会社に就職予定で、投開票日が2日後に迫った衆院選への興味も出てきた。

 動画サイトでケーキの作り方や生クリームの絞り方を学んだり、仕事で使う器材のことや専門用語を調べたり。引退してから自由に過ごせる時間がたくさんできて、政治にも興味が湧いてきました。今まで野球漬けの毎日だったので、投票も今回が初めてなんです。

 「Z世代×未来」に登場した7人の若者から募った質問を県内の候補者に尋ねた。「派閥の是非」について〝必要〟と答える候補者が多かったことを受け、自身の野球部での経験を重ね合わせて考える。

 
 

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