他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. 政治・行政
  4. 選挙
  5. 【神奈川11区】候補者2人の横顔

衆院選2021
【神奈川11区】候補者2人の横顔

選挙 | 神奈川新聞 | 2021年10月25日(月) 06:00

 31日に投開票される衆院選で神奈川18小選挙区には51人が名乗りを上げた。11区の立候補者の主張や人柄などについて紹介する。(届け出順)

辺野古の写真 出展も

林 伸明さん(55)共産 新

林伸明さん

 大学時代に逗子市の池子米軍家族住宅建設問題に関心を抱き、1995年から沖縄で基地問題に取り組んだ。選挙区内にある米海軍横須賀基地には9月に英海軍の最新鋭空母クイーン・エリザベスが寄港、日本近海で自衛隊をはじめ複数国との共同訓練を繰り返している状況を懸念し、「これ以上の基地強化はさせない」と駅頭などで訴える。

 前環境相との一騎打ちとなり、横須賀市内で進められている石炭火力発電所建設中止の姿勢も強める。「地球温暖化防止の視点から、二酸化炭素を排出する石炭火力発電所の新増設を止めたい」と意気込む。

 日本美術会会員として芸術活動に取り組む一面も。沖縄・辺野古の海を中心とする大小約400枚の写真をメビウスの輪のようにつなげた新作「沖縄のメビウス」を公募展に出品。「沖縄をテーマにした小説も書きたい」。55歳。

環境問題「自分事」に

小泉 進次郎さん(40)自民 前

小泉進次郎さん

 38歳で環境大臣に抜てきされ、存在感を一段と高めた4期目。気候変動対策に取り組み、エネルギー基本計画案に「再生可能エネルギー最優先の原則」を盛り込むことなどに尽力した2年間を、「今後の方向性を定める転換期に環境大臣を務められたのは大きな財産」と振り返る。

 前々回は全国最多、前回も同2位の得票数で当選したが、コロナ禍による有権者との距離感を懸念する。「国民が一番求めているのはコロナ対策で結果を出すこと。出口に向けた明確な対策と、その先にあるより持続可能な日本の国づくりに全力を尽くしたい」と決意を語る。

 プライベートでは2019年に結婚、翌年には長男が誕生し、「子どもの未来を考えるようになり、環境分野がより自分事になった」と力を込める。最近は絵本を読むことが増え、「息抜きは間違いなく子どもとの時間」と目を細めた。40歳。

 
 

衆院選に関するその他のニュース

選挙に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

政治・行政に関するその他のニュース

アクセスランキング