大学在学中に執筆した小説「なんとなく、クリスタル」で第17回文藝(ぶんげい)賞を受賞し、ベストセラー作家に。一躍、時の人となった。ブランドにあふれた消費時代を生きる女子大生の自由奔放な日々を鮮やかに描いた作中では、横浜・元町のファッションブランドがいくつも登場する。
学生時代に家庭教師のバイトで金をためてデートしたのは山下町。卒業後に就職した石油会社での研修先も偶然、元町だった。「横浜は神戸と並んで好きな街」と相好を崩す。
ドライブが好きで「横浜の18区には特色があり、課題があり、魅力がある」。外国人住民とも交流があり、泉区・上飯田のベトナム料理店を訪れたことも。
FMヨコハマの音楽番組「たまらなく、AOR」のDJを2015年10月から担当。番組スタッフや出演を通じての知人、友人と横浜が抱える課題について語り合い、出馬を決意した。
学校給食、保留児童、独居老人…。解決されない問題が山積しているのに「なぜカジノなのか」と憤る。
元長野県知事や国会議員での経験、その後に得た知識を生かして「世界から評価される“横浜”を実現したい」と力を込める。