任期満了に伴う横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)の告示まで1カ月を切った。すでに8人が立候補の意向を表明しており、元閣僚や元知事、元大学教授など顔ぶれも多彩だ。
いまだ進退を公にしていない現職の林文子市長(75)も4選出馬の意向を固めたとみられ、「戦いの構図」はほぼ定まったといえる。一方、大きな争点と目される「カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の横浜誘致」に反対を表明した元国家公安委員長小此木八郎氏(56)=衆院神奈川3区=の支援を巡り、自民党の動向に注目が集まっている。
「市としてもIR誘致は研究し、その結果、…