横浜市長選
任期最後の本会議 横浜・林市長、自身の進退に言及せず
選挙 | 神奈川新聞 | 2021年6月4日(金) 23:00
任期満了に伴う横浜市長選(8月8日告示、22日投開票)を約2カ月後に控えた4日、林文子市長(75)にとって任期中最後となる市会本会議が開かれた。
林市長は「市政をお預かりして12年がたとうとしている。皆さまと議論を積み重ねてきた政策は必ず横浜の飛躍につながる」とあいさつしたが、自身の進退には言及せず、市議からは困惑の声が漏れた。
林市長は4年前の2017年6月、今回と同じように任期最後の本会議で発言を求め、「横浜を大きく発展、成長させたい。市長選に強い決意で臨む」と3選に意欲を示した経緯があり、発言が注目されていた。
同日、本会議場に登壇した林市長は、3期12年の間に取り組んできた待機児童対策や中学校給食、企業誘致、文化芸術によるまちづくり、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致などの肝いり事業を回顧。
新劇場建設計画の場面では、市議からヤジが飛んだ。
「あ、ないんだ」
任期最後の本会議 横浜・林市長、自身の進退に言及せず
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任期中、最後の本会議であいさつする林文子市長=4日、横浜市会本会議場 [写真番号:646412]
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任期中、最後の本会議で議場を見渡す林文子市長(右)=4日、横浜市会本会議場 [写真番号:646411]
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副市長と言葉を交わす林文子市長(右)=4日、横浜市会本会議場 [写真番号:646410]