
行政や議会の情報をより分かりやすく伝えて関心を高めてもらおうと、清川村で開かれているタウンミーティングが「距離感が近い」と住民に好評だ。任期1期目の若手議員が毎月実施し、「行政の事業に村民が賛否を言えるように積極的に情報を提供したい」と力を込める。
先月29日には村生涯学習センターで、翌30日はオンラインで開かれたタウンミーティング。行政に関する情報の説明に続き、住民からは地域の問題を訴える意見も上がった。参加した女性は「議員や住民の生きた声が聞こえる。先日の統一地方選でも対話が必要と訴える候補者が多かったが、こういうことが必要だと感じた」と話す。
企画するのは、3年目を迎えた同村の小林大介村議(38)。2021年4月の村議選で、上位3番目となる得票数を得て初当選した。「村議になる以前から政治や行政に関心があったが、一村民に届く情報が少ないと感じていた」