横須賀市はキユーピー(東京都)と連携し、市内産の「よこすか野菜」の販売促進キャンペーンを始めた。第1弾として、春キャベツを使ったサラダのレシピを考案し、市内外のスーパーで同社のドレッシングと合わせて地元産野菜をPRしている。
同社は昨年、卵と野菜を盛り合わせたフランスの田舎風サラダ「ペイザンヌサラダ」のドレッシングを発売。これを機に全国各地でご当地野菜を取り入れたレシピを募り、人気投票の「総選挙」も行っている。
横須賀の春キャベツでも、市とよこすか葉山農業協同組合(JAよこすか葉山)が協力し、オリジナルレシピを作成。春キャベツに貼ってレシピを紹介するシール5万枚を市が20万円をかけて用意し、市内と横浜、葉山のスーパーなど約10店舗で、ドレッシングと並べて販売している。横須賀市は「今後はカボチャなどでも同様の取り組みを行いたい」としている。(山元 信之)