
大磯町が町立大磯幼稚園(大磯町大磯)を改廃して認定こども園を開園する計画を巡り、町議会は18日、臨時会を開き、町が再び提案した設計委託料を事実上否決した。同幼稚園は2024年3月末の閉園が決まっているが、池田東一郎町長は後継施設となるこども園の同年4月の開園を断念した。
本会議では、23年度一般会計補正予算案から設計委託料を削除した修正案が3月定例会と同じく6対6の可否同数となり、竹内恵美子議長の裁決で可決となった。竹内議長は「3月定例会と同じ。議長裁決は現状維持の尊重があるが、現状は民営ということ」と説明した。