
座間市役所の入り口に2月から使用済みペットボトル専用のデジタル回収ボックスがお目見えした。センサーやカメラ、通信機器が内蔵され、投入した時間や数量をリアルタイムで把握できる試作品で、データを蓄積して投入量を予測したり、メールで回収業者に通知してあふれる状況を防いだりできるという。市は課題となっている事業系ペットボトル回収の効率化に向けた先進的な試みとして実証実験を開始した。
回収ボックスは高さ60センチで幅と奥行きは各40センチ。上部正面に投入口があり、その下に半透明のビニール袋がつり下げられ、600ミリリットル以下のペットボトルを約70本ためることができる。脇に置かれた、仕組みや利用法を紹介した説明板には「怒るゴミ箱」と明記されている。
設置は国内初
座間市役所に「怒るゴミ箱」登場 数量リアルタイムで把握
座間市役所1階に設置されたペットボトル専用のデジタル回収ボックス [写真番号:1147590]
脇に置かれた説明板 [写真番号:1147591]