
太陽光発電による再生可能エネルギーを100%使った電気自動車(EV)のカーシェアリングが15日、川崎市川崎区殿町の「キングスカイフロント」で始まった。実用化に向けた実証実験で、蓄電機能も備えた独立型の充電スポットを整備した。市が掲げる2050年の二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロの達成に向け、定着を目指す。
川崎市と「サンオータス」(横浜市)が実施する「環境技術産学公民連携共同研究事業」で、市によると独立型で再エネ100%利用のEVを民間と連携してカーシェアするのは全国の自治体で初めてという。
これまでのEV「本当にCO2削減か」
川崎で再エネ100%のEVシェア 官民連携では全国初
カーシェアで利用される小型EV「シーポッド」2台と、充電ガレージ「イーキューブ=川崎市川崎区殿町 [写真番号:1140575]
小型EV「シーポッド」の車内=川崎市川崎区殿町 [写真番号:1140576]
カーシェアで利用される小型EV「シーポッド」=川崎市川崎区殿町 [写真番号:1140577]