
豊かな自然環境の保護や地域活性化に向け、南足柄市とアサヒグループジャパン(東京都)は26日、持続可能な地域づくりを共創するための連携協定を結んだ。市内で2002年から稼働してきたアサヒビール神奈川工場は今月末で操業を終了するが、協定を基に新たな連携をスタートさせる。
加藤修平市長は同日の締結式で「これまで多大な貢献をしていただいた」と感謝を述べた上で、「森林や水源といった市の財産を将来の世代に残したい。今後も持続可能性の観点から、脱炭素に向けた取り組みなどを推進するアサヒグループと歩みを共にしていけたら」とあいさつした。
展開と市の課題
アサヒビール×南足柄市 持続可能な地域作りで新たな連携
連携協定を結んだ南足柄市の加藤市長(左)とアサヒグループジャパンの濱田社長=26日、南足柄市役所 [写真番号:1136550]