
社民党の福島瑞穂党首(比例代表、県連合代表)は14日の定例会見で、自身が考える今年の漢字に「壺(つぼ)」を選んだ。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を挙げ、「日本の政治がゆがめられていた点が明らかになったという点で画期的な年だった」と振り返った。
旧統一教会を巡っては、壺などを法外な値段で売りつける「霊感商法」や高額献金が問題化し、被害者救済法が臨時国会で成立した。福島党首は「来年は統一教会から決別し、日本の政治はもっと基本的人権や個人の尊重を大事にする」と決意を語った。
敵基地攻撃能力保有についても批判
今年の漢字は「壺」 社民・福島党首「統一教会と決別を」
オンラインを併用した定例会見で、自身が考えた今年の漢字「壺」を掲げる社民党の福島党首=14日 [写真番号:1128879]