ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナからの避難民女性1人を厚木市で受け入れることが決まり、東部ドネツク州に住んでいたニキチェンコ・カテリナさん(33)が12日、同市に到着した。市は同市宮の里の市営住宅を無償貸与する。
ニキチェンコさんはIT企業でビジネス指導などに携わるビジネスアナリスト。ウクライナ語、ロシア語、英語が堪能で、フランス語も少し話せるという。
7月にウクライナを出国し、ポーランドなどを経て来日した。日本の芸術や文化が好きで、在日ウクライナ大使館側から「日本に行く機会がある」と言われ、来日を決意した。