菅前首相 統一地方選で「具体的な成果出す」 一問一答
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2022年10月8日(土) 22:20

菅義偉前首相(衆院神奈川2区)は臨時国会の開会を受けて神奈川新聞社のインタビューに応じ、来年春の統一地方選に向けて「住民に一番身近なのは地方議員。2027年に横浜市で開かれる国際園芸博覧会(花博)を控えている中で国会議員とも連携し、具体的な結果を出していきたい」と語り、自民党のさらなる党勢拡大を目指す考えを示した。(聞き手・有吉敏、三木崇)
─発足1年を迎えた岸田内閣をどう見ているか。
「ウクライナ情勢を受けてエネルギーコストの増加に伴う燃料の高騰、食料などの物価高と極めて厳しい状況。こうした対策を着実に進めることが大事」
「一方で、円安の流れはしばらく続くとの見通しがある。例えば昨年の農林水産物・食品の輸出額は1兆2千億円を超え、今年に入ってからも伸びている。円安のメリットを生かした政策に力を入れるべきだ」
─右肩上がりの成長を遂げていたインバウンド(訪日客)復活のためにも、新型コロナウイルス対策の水際措置の緩和が焦点になる。
菅前首相 統一地方選で「具体的な成果出す」 一問一答
インタビューに答える菅義偉前首相=3日、国会内 [写真番号:1116352]
インタビューに答える菅義偉前首相=3日、国会内 [写真番号:1116353]