家族やきょうだいの世話を担う18歳未満の「ヤングケアラー」への支援を考える研修会が25日、海老名市文化会館大ホールで開かれる。主催の市が参加者を募集している。無料。
テーマは「ヤングケアラー当事者の人生から考える支援の方法」。講師は、ヤングケアラー協会代表理事の宮崎成悟さん。15歳のころから難病を患う母の世話を行ってきた元ヤングケアラーとして、自身の経験や必要な支援を話す。
同市は昨年「ヤングケアラー支援対応連絡会」を設置し、支援策を検討している。昨年実施した市職員や関係機関向けの研修会に、今年は市民にも参加してもらう。担当者は「多くの人にヤングケアラーの実態を知ってもらいたい」と話している。
午後2時半~4時半。事前申込制で定員200人(先着順)。申し込み・問い合わせは市子育て相談課電話046(235)4825。