全国の公立学校で深刻な教員不足が問題となっている中、相模原市教育委員会は5月1日時点で市立小中学校計10校で11人(前年同期比4人増)の教員が不足していたことを開会中の相模原市議会で明らかにした。
市教委教職員人事課によると、同日時点で小学校(義務教育学校含む)71校中15校で16人、中学校(同)36校中4校で6人の欠員が発生。このうち、小学校7校で8人、中学校2校で3人の非常勤講師を任用して代替授業を受け持っているが、欠員解消には至っていないという。
昨年度も5月1日時点で小学校10校で10人、中学校4校で4人の欠員が出たため、小学校4校で4人、中学校3校で3人の非常勤講師を充てたが、本年度はより厳しい状況という。