大規模地震の犠牲者を減らすため、揺れや津波対策の数値目標を定めた神奈川県地震防災戦略の中間検証結果が28日、まとまった。
戦略の最終年度の2024年度に向け、「多くの目標が順調に進んでいる」と評価したが、家具固定の実施率や自主防災組織の活動などが低迷。高齢化が進む中、命を守るための自助や共助をどう広げていくかという課題も浮かんだ。
津波対策「まだ不十分」【下図・中間検証の主な項目】
高齢化で自助・共助は 神奈川県 地震防災戦略・中間検証
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地震防災戦略の中間検証が報告された県防災会議=28日、県庁 [写真番号:1064043]
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県地震防災戦略中間検証の主な項目 [写真番号:1064044]