湯河原町は16日、2022年度当初予算案を発表した。新型コロナ禍以降の景気の持ち直しを見込んで一般会計は3・2%増とプラス編成になった。
歳入の4割を占める町税は2%減。個人町民税は3・8%増を見込んでいるが、観光客の増減などに伴う入湯税は0・4%減でコロナ禍前と比較して6~7割にとどまる。
歳出は、町道や橋の改良工事、パークゴルフ場の休憩施設整備事業などで土木費が26・5%増とかさむ。温泉資源を活用した商品の販売委託を含む観光商工費が13・6%増。消防指令センター整備を終えた消防費は12・1%減となっている。(沢村 成美)
【2022年度当初予算案】
一般会計 90億7000万円(3.2%増)
特別会計 66億5315万円(2.5%増)
企業会計 24億3820万円(0.5%減)
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総 額 181億6135万円(2.6%増)
※100万円未満切り捨て