箱根町は15日、総額160億600万円となる2022年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比1・4%増の96億8300万円。
歳入は、町税が9・2%(5億2600万円)増。うち7割を占める固定資産税は新型コロナウイルスの影響による減免措置がなくなり12・9%増、入湯税は7・8%増と回復傾向だがコロナ禍以前には届かず、ふるさと寄付金(約2億円増)で補う。
歳出は、町道や公衆トイレの整備を終え、投資的経費が17・6%減。新規事業として、コロナ禍の町内中小企業支援を図る観光費17・8%増を見込んだ。(沢村 成美)
【2022年度当初予算案】
一般会計 96億8300万円(1.4%増)
特別会計 32億 600万円(0.3%減)
企業会計 31億1700万円(7.3%増)
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総 額 160億 600万円(2.1%増)
※100万円未満切り捨て