逗子市は24日、2022年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比3・7%増の211億5500万円で、2年連続で過去最大。
歳入では、市税は前年とほぼ同水準の90億2400万円を計上。財源不足分として財政調整基金6億7000万円やふるさと基金1億600万円を繰り入れる。市債発行は同6・1%増の16億9600万円。
歳出では、定年退職者の増加で退職手当が倍増し、人件費が同4・1%増。物件費も中学校給食の食缶方式導入や小学校校舎の長寿命化などで同3・7%増えた。新型コロナウイルス対策はその都度、補正予算で対応する方針。公営企業会計(下水道事業)は老朽化した処理場の改修に伴い同30・4%増となった。(山元 信之、解説も)
【2022年度当初予算案】
一般会計 211億5500万円(3.7%増)
特別会計 144億5800万円(6.7%増)
公営企業会計 38億1100万円(30.4%増)
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総 額 394億2400万円(6.9%増)
※100万円未満切り捨て