新春インタビュー
「まちづくりの新拠点に」 補給廠跡地で相模原・本村市長
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2022年1月5日(水) 05:00
相模原市の本村賢太郎市長は神奈川新聞社のインタビューに応じた。まちづくりに関する課題が山積する中、3月までに相模総合補給廠(しょう)跡地の利用方針を示し、今夏以降に橋本駅周辺整備推進事業の都市計画決定に向けた手続きを進めていく考えを示した。(聞き手・松島 佳子)
─2022年に取り組みたい課題は。
「少子化対策、雇用促進、中山間地域対策は大きな三本柱だ。特に中山間地域対策は相模原の特徴でもある。昨年7月から今年3月まで緑区藤野のテレワークセンターを実証運営しているが、都内勤務の方などかなり多くの人に利用いただき、3月以降の本格運用も考えている。地域活性化、移住・定住促進の観点から今後も取り組みたい」
─山間部には食、農、観光の分野で資源がたくさんあるが、どう生かすか。