低出生体重児の家族らと面会した黒岩知事(右端)=県庁
神奈川県の黒岩祐治知事は7日、早産などで小さく生まれた低出生体重児の当事者グループのメンバーらと県庁で面会し、低体重児向けの母子手帳(リトルベビーハンドブック)を県として作成する方針を明らかにした。2022年度中の作成を目指す。
知事と面会したのは、「神奈川リトルベビーサークル『pena』」代表の坂上彩さん(42)らメンバー3人とその子どもたち。
一般の母子手帳では成長曲線などのグラフが平均的な身長や体重に基づいて作成されているため、低体重児の親は傷ついたり、不安を増長させたりすることが多いという。
初孫思い知事、声詰まる