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菅と官僚(下)課題の先送りはせず、あえて「いばらの道」へ

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2021年10月4日(月) 05:00

 首相、官房長官として8年10カ月を勤め上げた菅義偉。官僚と連携し時に対峙(たいじ)しながら日本の最高行政機関たる内閣を操ってきた。その舞台裏を探る。


緊急事態宣言などの解除を決定し、記者会見する菅首相=9月28日午後7時4分、首相官邸(共同)

 「感染対策と社会経済活動との両立を図る」

 昨年9月16日、首相・菅義偉(衆院神奈川2区)は組閣直後の初閣議で内閣の基本方針を決定する。「新型コロナウイルス感染症への対処」をトップに据えた。しかし、二律背反の「経済活動維持」も明記したのだ。

 方針に東京五輪・パラリンピックは登場しない。ただ首相周辺は「開催は至上命令。経済を回すこととセットで考えていくのは当然」と解説した。「この状況下で二兎(にと)を追うのか…」(財務省関係者)。霞が関に波紋が広がる中、「いばらの道」(同)が始まった。

数々の批判が

 
 

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