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IT活用、崖の異変察知 斜面崩落の逗子市、民間と共同研究

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2021年6月30日(水) 05:20

目に見えない斜面の変化も捉えようと計測器を設置して行う実証実験=逗子市新宿4丁目

 斜面崩落の危険を防ごうと、逗子市はIT技術を活用した実証実験と共同研究を始めた。

 住宅地や生活道路が斜面と近接する市内では崩落事故が相次ぎ、市民の尊い命が失われており、市にとって斜面の安全対策は「最重点課題」(桐ケ谷覚市長)。見た目だけでは分かりにくいものも含めて斜面の変位や状態を把握し、官民で協力して市民の安全につなげる。

 過去に崩落が起きた市有地の斜面2カ所に、地表面の変位を計測する機器を設置し、傾きなどの異常があれば市に情報が届いて担当者が現場を確認する。

 計測されたデータは、市が防災協定を結ぶ一般社団法人地盤品質判定士会(東京都)とともに、対策の必要性などを検討する。

0・01度単位で傾き計測

 
 
 
 

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