新型コロナウイルス感染症の拡大を受けた県民アンケートで、雇用・収入に関する不安を訴えた回答が昨年夏の調査に比べて2倍近くに増加したことが神奈川県のまとめで分かった。
新型コロナの影響が長期化し、収入の減少や生活難などの不安が増大したとみられる。
アンケートは昨夏に続き2回目で、2月25日から3月26日にかけて県の電子申請システムで実施。6050人が回答した。
感染拡大の影響による現在または今後想定される困りごとを健康、家庭、仕事、生活などの分野別に複数回答可で質問。
昨年7月22日から8月31日に実施した1回目では、仕事面の回答は「テレワーク・通勤関連」が最も多かったが、2回目の調査では「雇用・収入関連」が最多となった。
回答者のうち、雇用・収入関連を選択した人は1回目の12・8%から23・3%に増加した。