東京五輪開幕まで50日となった3日、神奈川県は機運醸成に向けて行う予定だった横断幕などの装飾(シティドレッシング)を当面見合わせることを明らかにした。
新型コロナウイルスの収束が見通せない中、開催を疑問視する声も多いだけに、県は「今、『お祭り感』を出すのは難しい」と準備に頭を悩ませている。
県は4日から歩道橋や道路照明灯に五輪開催を盛り上げる横断幕やフラッグを順次掲出する予定だったが、県内で「まん延防止等重点措置」が続いていることなどから見合わせることを決めた。
県庁本庁舎外柵を大会エンブレムで装飾したり、江ノ電車内に子どもたちが描いた応援ポスターを掲出したりする予定もあるが、感染状況を踏まえて時期を調整している。
否定的な声相次ぐ
神奈川県、五輪50日前の装飾見合わせ 「お祭り感」出せず
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東京五輪開幕まで「あと50日」を知らせるカウントダウンボード=県庁 [写真番号:644934]
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県庁の渡り廊下に掲出された東京五輪のドレッシング(装飾)=横浜市中区日本大通 [写真番号:644937]
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藤沢市の片瀬東浜海水浴場で実施予定の「ライブサイト」のイメージ(県提供) [写真番号:644935]