県議会第2回定例会は24日の本会議で正副議長選を行い、議長に自民党の小島健一氏(58)=5期、横浜市青葉区、副議長に公明党の佐々木正行氏(57)=4期、相模原市中央区=をそれぞれ選出した。
投票総数はいずれも104票で、議長選は小島氏が100票を獲得、共産党の井坂新哉氏が4票。副議長選は佐々木氏が100票、無効票が4票だった。任期は慣例で1年。
選出後、小島氏は「新型コロナウイルスの感染拡大が長期にわたる中、議長職の重責を感じるとともに、県議会としても一日も早くこの難局を乗り越えられるよう、921万県民の負託を心に刻み、議長としての職務を全うしたい」。佐々木氏は「県政において二元代表制の一翼を担う県議会としても県民の命や生活、事業者の活動を守るため、県執行部と十分な連携を取りながら対応していくことが大変重要」と語った。
小島議長による指名で、議会運営委員長に自民の敷田博昭氏=5期、横浜市都筑区、副委員長に立憲民主党・民権クラブの松本清氏=4期、横浜市泉区=を選任した。