
秦野市は2021年度に空き家を活用した「移住お試し住宅」のモデル事業を始める。
コロナ禍でテレワークの導入が進むなど、地方への移住を選択しやすい環境も整ってきており、市は子育て世代を中心に、移住を促進する施策を強化する考えだ。
市内の空き家を活用したモデル事業では、市が家族4人ほどで生活できる空き家1軒を選定。市への移住希望者に「お試し住宅」として賃貸し、2週間暮らしてもらう。市は21年度の一般会計予算に事業費447万円を計上している。
対象となる空き家を20日まで募集しており、▽自然豊かな場所の一戸建て▽複数年の貸し付けが可能▽風呂やトイレなどの設備がある-ことを条件としている。市は借り上げ料を支払う。