
米軍の弾薬庫などがある浦郷倉庫地区(横須賀市)の南東側に長さ約210メートルの桟橋が整備される。
在日米海軍横須賀基地に複数配備されている全長173メートルのタイコンデロガ級巡洋艦の接岸が可能となり、弾薬の積み降ろしが容易になるという。
2027年度の完成を目指して本年度中に着工される。
同地区は旧日本海軍の火薬庫を米軍が1950年に接収し、現在は同基地兵器部が本部や弾薬庫として使用。
桟橋は2018年に日米合同委員会で合意し、日本が整備する。防衛省の本年度予算には約11億5300万円(歳出ベース)の費用が盛り込まれている。
【下図:新たな桟橋が整備される位置】
横須賀の米軍倉庫地区に桟橋 弾薬積み降ろしの危険性指摘も
新たに桟橋が整備される米軍浦郷倉庫地区の南東側。約210メートルの桟橋が、2027年度に完成する予定 [写真番号:609336]
横須賀市浦郷倉庫地区の米軍施設の新たな桟橋 [写真番号:609337]