市民や競技団体に長年親しまれてきた相模原市中央区のスポーツ施設「銀河アリーナ」の存廃を巡り、市が方向性を決めかねている。
厳しい財政事情を踏まえ、市が1月に公表した行財政構造改革プラン案で廃止を含めた検討の対象とされたが、市民や利用団体から存続を求める声が多数寄せられていることが背景にある。
本村賢太郎市長はプランの決定を当初より1カ月程度先送りして熟考する考えを示した。
宙に浮いた状態に競技関係者からは不安の声も漏れる。
練習場所、喪失の危機
「銀河アリーナを拠点に練習してきた選手たちが、国民体育大会で活躍した。今後もご支援をよろしくお願いします」
銀河アリーナ存廃、揺れる相模原市 判断先送りに不安の声も
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相模原市の「行財政構造改革プラン案」で廃止を含めた検討の対象となった銀河アリーナ=相模原市中央区 [写真番号:574180]