京急線三浦海岸駅近くの南下浦市民センターを子育て世帯向け賃貸住宅との複合施設に建て替える計画で、三浦市は4日、工事中は図書館南下浦分館を閉館することを明らかにした。
同センターの建て替えは民間資本を活用するPFI方式で行われる。計画では既存施設を来秋から解体し、新施設は2023年3月ごろに着工して24年6月の完成を目指している。
センター内の南下浦分館は約1万8千冊の蔵書があり、19年度の貸出人数は約9千人。市によると、工事期間中は書籍を並べるスペースが確保できないため一時的に閉館する。一方、社会教育講座事業と、住民票などの証明書を発行する出張所については三浦海岸駅周辺に臨時の施設を用意して業務を継続する。
4日の市議会本会議で、石橋むつみ氏(共産)の一般質問に答えた。