湯河原町は15日、2021年度当初予算案を発表した。新型コロナウイルスによる減収に加え、大規模事業の完了で一般会計は12・4%減と、2年ぶりのマイナス編成となった。
歳入の4割に当たる町税は約1億円(2・6%)減。うち個人町民税は1億1千万円(9・1%)減を見込む。観光客の減で入湯税は10・5%減、万葉公園再整備事業完了で国庫支出金46・5%減、町債29・1%減となった。
歳出は、同公園事業が終わり観光商工費が78・9%減。耐震化補助などを見送り、土木費も24・7%減。消防指令センターのシステム更新などで消防費は10・9%増えた。
【2021年度当初予算案】
一般会計 87億9000万円(12.4%減)
特別会計 64億9100万円( 0.6%減)
企業会計 24億2500万円( 0.8%減)
…………………………………………
総 額 177億 700万円(6.9%減)
※100万円未満切り捨て