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平塚市予算案 税収大幅減も、一般会計は過去最大

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2021年2月10日(水) 05:00

平塚市役所

 平塚市は9日、2021年度当初予算案を発表した。一般会計は、新型コロナウイルスワクチン接種事業や文化芸術ホール整備事業などで3・1%増で、過去最大となった。

 歳入は、法人市民税が44・2%の大幅減となり、市税全体で6・5%の減収を見込む。市債は46・0%増の29億3600万円を計上。繰入金も財政調整基金から15億6300万円を取り崩すなど70%増。ワクチン接種事業の財源となる国庫支出金は5・3%増額した。

 歳出は、見附台周辺地区整備や平塚駅北口エスカレーター設置などの投資的経費が17・5%増と膨らんだ。扶助費は、生活困窮者自立支援事業などに注力し3・0%増。中学校完全給食準備事業に2億2500万円を計上した。(武藤 龍大)

【2021年度当初予算案】
一般会計  902億4000万円(3.1%増)
特別会計  717億9200万円(6.4%減)
企業会計  293億5800万円(2.9%減)
……………………………………………
総  額 1913億9000万円(1.6%減)

【解説】市債依存から脱却を

 
 

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