
公明党の遠山清彦県本部代表代行(衆院比例九州)は1日、大島理森衆院議長宛てに議員辞職願を提出し、同日の衆院本会議で認められた。
国会内で会見した遠山氏は新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言下に東京・銀座のクラブを訪れていた問題の責任を取るとして、「極めて不適切な行動で政治への信頼を深く傷つけてしまったことをお詫びしたい。熟慮した結果、潔く辞職すべきと決意した」と述べた。
次期衆院選には出馬予定だった神奈川6区を含めて立候補しない考えを示した。
自民党の松本純・元国家公安委員長(1区)も同日、党本部で二階俊博幹事長に離党届を提出した。
松本氏は当初、銀座のクラブに1人で訪れたと説明していたが、同党の大塚高司、田野瀬太道の両氏も同席していたことが判明。両氏も離党届を提出した。
離党の松本氏「後輩かばった」
緊急宣言下に銀座クラブ 公明・遠山氏が辞職 自民・松本氏は離党
公明党の遠山清彦衆院議員 [写真番号:497554]
自民党の松本純国対委員長代理 [写真番号:497553]