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川崎市でワクチン接種訓練 問診、注射、観察… 共同は初

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2021年1月27日(水) 22:10

 国内で4月にも始まる新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に向け、川崎市と厚生労働省は27日、円滑な接種方法を確立するための訓練を市立看護短期大(同市幸区)の体育館で実施した。医師ら約60人が参加し、問診、接種、接種後の経過観察など集団接種の手順を確認。国と自治体の共同訓練は初めてで、成果や課題などは全国の自治体で共有する。

1時間で30人前後が接種可能

コロナワクチン接種の初訓練で、注射の手順などを確認する参加者=27日午後、川崎市立看護短期大学

 訓練は医師3人と看護師5人が、4月以降の接種開始が予想される65歳以上の高齢者20人に接種する想定で実施した。受付で職員が手渡した予診票に記入し、医師が診察で体調や病歴、アレルギーなどを確認。専用スペースで看護師が実際に使用する注射器を腕に当て、模擬接種を2回実施した。

 接種後はアレルギー反応などに備え、間隔を空けて15~30分間待機。救護室や米ファイザー製のワクチンを保管する超低温冷凍庫も設けた。市によると、入場から接種を終えるまで1人当たり約15~30分を要した。1時間で接種可能なのは30人前後と確認した。

ワクチンを保管する超低温冷凍庫(ディープフリーザー)。この日はマイナス76度でワクチンのダミーを保管した
実際にワクチンを保管する容器も披露された。内部にはダミーの水が入っている=川崎市幸区の市立看護短期大学

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