横浜市の新たな劇場整備構想は、有識者らによる検討委員会から「整備に伴う負担は可能であり、妥当」とする提言が出されたことで、大きな節目を迎えた。
少子高齢化や人口減による税収減は避けられず、加えて新型コロナウイルス感染症の拡大により市財政は厳しさを増す。
林文子市長は依然強い意欲を示すものの、多額の建設費や運営費が見込まれる劇場建設には、市会などから慎重な検討を求める声が上がっている。
異例の展開、あきれる市議
横浜の新劇場構想「今ではない」 慎重論、市会も市民も
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新たな劇場整備を巡り、横浜市への提言をとりまとめた検討委員会=12月24日、市役所 [写真番号:464143]