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川崎市のオンブズマン制度30年 市民目線で行政監視

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年12月14日(月) 05:00

市民オンブズマン制度の意義を語る富田代表市民オンブズマン=川崎市川崎区

 川崎市が全国に先駆けて導入した市民オンブズマン制度が、30周年を迎えた。

 市民から寄せられた市職員への苦情をオンブズマンが調査し、市側に具体的な改善を求める制度。市民の相談、苦情をそのまま担当部署に伝える形の自治体が多い中、より実効性が高い第三者的機関として機能している。

 代表市民オンブズマンの富田善範さんは「より多くの市民に制度を知り、利用してほしい」と話している。

 導入は1990年11月。背景には、86年に制度を求める市民からの陳情が議会で趣旨採択されたことに加え、88年に市助役らへの未公開株譲渡で大きな問題となった「リクルート事件」が発覚し、行政監視などに対する社会の関心が高まっていたことがあった。

 90年6月に市議会で市市民オンブズマン条例が全会一致で可決され、全国初の制度が始まった。

「たばこの煙、ホームまで」

 
 

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