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新型コロナ
神奈川県、警戒レベル引き上げ見送り 知事「総合的に判断」

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年11月20日(金) 22:05

新型コロナウイルスの対策本部会議で「マスク会食」の実践を呼び掛ける黒岩知事=20日午後、県庁

 県内での新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、県は20日、対策本部会議を開いた。流行状況を4段階で示す県独自の警戒レベルは現在の「ステージ2(漸増)」を維持する一方、飲食業界への支援策「GoToイート」の一時販売中断を決めた。黒岩祐治知事は会議後の会見で「(1日の感染者数が)200人を超える厳しい状況だが、総合的に判断してまだステージ3に移行する段階ではない。しかし、神経を研ぎ澄まして様子を見なければいけない」と述べた。

 警戒レベルの引き上げは七つの指標を判断材料としており、最新の数字では病床の逼迫(ひっぱく)具合など三つの指標で「ステージ3(急増)」の基準に到達。残る四つの指標では、PCR検査の陽性率が7・44%と基準の「10%」に迫るなどしている。

 会議では、県医療危機対策統括官の阿南英明医師が、1日平均200人のペースで感染確認が続いた場合、12月上旬には最大確保病床(1939床)の70~80%が埋まるとの試算を紹介。病床数の逼迫に対し、県として年齢や基礎疾患の有無に基づく入院基準の見直しを検討することを確認した。今月27日に開く県感染症対策協議会で議論する。

 また、「県内はまん延期に入って危機的な状況」(阿南医師)とし、濃厚接触者らを突き止める保健所の積極的疫学調査を簡略化する新たな神奈川モデルが提案された。感染者の急拡大により、疫学調査が進まずに感染拡大防止策に遅れが生じたり、全ての調査を丁寧に行うことが困難になったりするなど影響が出ているという。

 対応策として、(1)医療機関や高齢者・福祉施設(2)学校や幼稚園・保育園(3)市中の一般感染―の順に優先度を設けて調査に当たる方針が示され、知事も承認。対応は保健所を設置する市などが判断することになる。

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