新型コロナウイルス感染症の対応に当たる医療従事者らを激励する県の「かながわコロナ医療・福祉等応援基金」に、日本中央競馬会(JRA)が2億円を寄付した。県によると、同基金への寄付額としては団体・個人問わず、これまでで最高額という。
黒岩祐治知事は5日、県庁を訪れたJRAの後藤正幸理事長に感謝状を贈呈=写真。「貴重な寄付であり、有意義に使わせていただきます」と述べた。
後藤理事長は神奈川新聞社の取材に、「場外馬券売り場など事業所が所在する自治体への寄付を通じて医療関係者の方々をお助けいただきたい」と語った。
県によると、同基金には団体・個人からの寄付約6億6千万円を含め約13億5千万円が集まっている。